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希望の種 - ネパール農業支援プログラム


プロジェクト概要の説明: ネパールの「ザ・スモールワールド」と協力し、ネパールの女性農家や恵まれない農家を対象に、農業用種子、農業技術指導、農機具補助金などを提供し、収入の向上と自給自足への移行を支援しています。2023年、永寶公益財団法人はザ・スモールワールドと協力して「希望の種」プログラムを共同推進することを発表しました。2020年にスタートした「希望の種」は、新型コロナウイルス感染症による健康と経済への被害を改善することを目的としたパーマカルチャープログラムです。ネパールのソルクンブの農村地域の女性団体とその家族を支援することで、家族が新鮮な農産物の栽培を継続できるようにしています。この共同プログラムは「恵まれない地域社会が直面する課題や逆境に対し実践的な解決策を提供する」という私たちの長期的な取り組みとなっています。


プロジェクトのストーリー: 永寶公益財団法人は、恵まれない地域社会の開発能力を育成・向上させることに尽力し、彼らが自給自足の生活を営むことができるよう導いていきたいと考えています。「希望の種」プログラムは、継続を目指す開発理念に沿ったもので、一時的な支援だけでなく、長期的な支援を通じてコミュニティが独自に繁栄できるようにすることも大切です。当プログラムで恵まれない地域社会が直面する食料危機に焦点を当てることで、地元のパーマカルチャーの発展に期待を寄せています。


長い間疎外されてきた農民や家畜飼育者のスキルを高めることで、高品質な食料を手に入れやすくして消費を促進させるだけでなく、より健康的な食生活も実現。これらは高度な農機具やハードウェアモジュール(温室など)、農業技術を提供し、栄養価の高い食料をタイムリーかつ効果的に入手できるようにすることで可能となります。さらに、地元の農作物を利用することで、食品ロスの削減にもつながります。


プロジェクトの成果/実績: 「希望の種」プログラムを実践した初年度には、合計950家族(5,700人)が支援を受けました。参加した各家族は、10種類以上の種子、農業専門家によるパーマカルチャー技術のトレーニング、温室の建設と栽培技術の提供、農業技術の提供、堆肥化に関する継続的なチームサポートなどの包括的な支援を受けることができました。支援を受けた家族は、地元の市場や近隣住民に農産物を販売することで収入を増やし、自給自足への道を歩んでいます。 こうした経済モデルが、プログラムの持続可能性と成功率を高め、地域社会が成長する好循環を生み出します。2023年は、永寶公益財団法人とザ・スモールワールドのパートナーシップの初年度です。プログラムの展開に合わせ、プロジェクトに関する最新情報の定期的なチェックをお願いします。皆さまからのご支援が大きな励みとなります。



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